牡蠣を調理する前のおすすめの洗い方をご説明します。
牡蠣をザルに取り出し、まず、貝柱に殻が残っていないか確認してください。
※牡蠣に付着した殻がありましたら、包丁で殻を切り外す等して取り除いてください。
ボウルに塩分2%程度の塩水(水1リットルに対し、食塩を約20g)をつくり、牡蠣を入れて手でやさしく汚れを落としてください。牡蠣のひだの中も1つずつ洗ってください。
※ここでも、牡蠣に付着した殻がありましたら、包丁で殻を切り外す等して取り除いてください。
牡蠣がきれいにプルッとなるまで、塩水を換えて2〜3回繰り返し洗いってください。
牡蠣をザルに上げ、流水で軽く塩分を流し、水気をきってください。揚げ物にする場合は、キッチンペーパーでしっかり水気をふき取ってください。
むき身をザルに入れて水道水を出し放して振り洗いするだけの簡単な方法でも良いのですが、ぬめり落としや風味を損なわないためには、塩水で洗う方法がおすすめです。
大根おろしをかけて洗うと、ひだの中の汚れもよく落としてくれますが、わざわざ用意する必要はないかと思います。
まれに、小さいカニが混入している場合があります。このカニは、カクレガニといい、牡蠣の殻の中で牡蠣と一緒に共生しています。品質には問題はありませんので、取り除いてから調理してください。
ボウルに塩分2%程度の塩水(水1リットルに対し、食塩を約20g)をつくり、調理する分量だけ牡蠣のむき身を入れてそのまま浸して解凍してください。
※水の量や温度・牡蠣の量によって解凍時間は変わります。15分程度経過しても牡蠣の中心まで解凍できておらず固い場合は、塩水を換えてさらに浸し、解凍してください。
牡蠣をザルにとり、もう一度同じように塩水をつくり、その中でやさしく牡蠣の汚れを落としてください。
※牡蠣に付着した殻がありましたら、包丁で殻を切り外す等して取り除いてください。
牡蠣をザルに上げ、流水で軽く塩分を流し、水気をきってください。揚げ物にする場合は、キッチンペーパーでしっかり水気をふき取ってください。
お急ぎの場合は、ぬるま湯または流水で表面の氷の膜をとかし半解凍ください。この場合、牡蠣の中心まで解凍しきれていないため、カキフライやベーコン巻きなど、かきの中心まで火が通りにくい料理の場合にはおすすめできません。お鍋などにおすすめの解凍方法です。
冷凍かきは乾燥を防ぐため、表面に氷の膜(グレス)をはっています。解凍せずそのままのご使用はしないでください。冷蔵庫で自然解凍した場合は、グレスがとけた水がでますので、解凍した牡蠣をザルにとり洗ってからご使用ください。
一度解凍した牡蠣を再び凍らせると乾燥したり冷凍やけをして品質が変わりますので、再凍結はしないでください。
牡蠣は殻付きのまま、水道水をかけながら、たわし等を使ってよく洗ってください。
※殻で手を切らないよう、十分に注意して洗ってください。
殻の間などに海泥が残っていたり、殻に付着して共生するゴカイや線虫がいる場合があります。たわし等のブラシでかきだすようにして汚れを落としてください。